第1章 「やさしい入門」
1.6 配列(1)

 

配列とはデータを複数個並べたものです。
例えば表のデータを扱う場合、前回までのようにint data;のように変数を保持したのでは到底扱いきれません。
このように少し大きなデータを扱うようになると必ず必要になりますのでしっかり学習しましょう。

プログラムの目的

配列に入っている数字を取り出して表示する。

ソースコード

解説

こちらにご紹介したコードはK&R本にはありません。
本のコードは少々複雑なので配列のイメージがわかるように簡単なサンプルを用意しました。

①const static int ARRAY_SIZE = 10;
以前もご紹介しました。定数の定義です。
K&R本では#defineを使って定義をしています。
コンパイラの意味では#defineとは異なるのですが、この時点は#defineを使わずこのような書式が可能になったと覚えて置いてください。
そしてなるべくなら#defineを使わずこのような書式で書くようにしましょう。

②int data[ARRAY_SIZE] = {1,3,5,7,9,2,4,6,8,10};
配列の定義になります。以下詳細の説明です。
int この配列がint型であることを示します。
data 変数名です。通常の変数と同じでどんな名称でも構いません。
[ARRAY_SIZE]  data変数が配列であることを示します。長さはARRAY_SIZEになります。もちろん直接数字を記入しても問題ありませんが、可読性向上の定数定義を利用します。
= {1,3,5,7,9,2,4,6,8,10} 変数に入る値をしてします。初期値と言います。

配列とはメモリ上のデータの並びになります。上のデータはこのように並びます

1 3 5 7 9 2 4 6 8 10

③int load = data[i];
配列からのデータの読み出しです。
data配列のi番目のデータを取り出しint型の変数loadに代入しています。
ここで注意していただきたいのは配列の先頭が[0]を示します。
つまりint load = data[0]の場合、loadの値は1となります。
同様にi=1の場合loadは3です。

④printf(“配列%d番目の値は%d\n", i, load);
取り出した値の表示です。詳しい説明は不要ですよね。

動作の確認

実行させてください。
このような表示になれば正解です。

今回はここまで。